SHOGUN将軍 セリフと字幕

shougun

将軍 SHOGUN 第1話より セリフと字幕

英語だけを使うドラマなら

英語の海外ドラマを見るときって、吹き替え版でなければ、英語音声で日本語/英語字幕をいれかえて楽しみますよね。
英語のドラマは英語のリスニングのトレーニングには最適です。
英語のレベルによって使う字幕は変わってくるでしょうか。
初心者 まずは「英語音声+日本語字幕」次に「英語音声+英語字幕」
中上級者 「英語音声のみで字幕なし」
 その後、「英語音声+英語字幕」
 英語字幕をみても意味がわからないときは「英語音声+日本語字幕」
とはいえ、字幕設定は、レベルに関係なく、個々の学習スタイルにあわせて決めればいいのです。
初心者であってもいきなり「英語音声のみで字幕なし」で入る人もいるでしょう。
また、途中まで字幕なしで聞いたけど、聴き取れないところが多いから「英語音声+英語字幕」に変更してみる、というのもありです。
どのやり方をとってもいいのです。自分にあうやりかたを見つけて、続けるのがなんと言っても大切です。
また、聴き取れないのであれば、動画サイトによっては速度を落とせます。
ドラマで使われるナチュラルスピードの英語はTOEICのリスニングでたとえ満点をとっても聴き取れないような早口で話されます。慣れるまでは速度を落として聴くのもお勧めです。二度目の視聴ではだいぶん耳がなれてきて、聴き取ることができる可能性が高いです。

『SHOGUN 将軍 』の英語シーンでもリスニングを鍛えることはできる

『SHOGUN 将軍』の英語部分は全体の20%もないでしょうか。
ジョン・ブラックソーン(按針)がでてくるところ、ポルトガルなどの宣教師や商人・船乗りが話し合うところ、などです。たぶん本当はポルトガル語、でも使われている言語は英語、というところ。
決してお行儀のいい英語が並んでいるわけではありませんが、リスニングの訓練にはなります。
ただし、ディズニープラスでは速度の変更はできません。そういう意味ではハードルが高いです。
ちなみに、シナリオは次にあります。
日本語シーンの英語も掲載されています。

『SHOGUN 将軍 』の日本語シーンで英語学習は可能か?

『SHOGUN 将軍 』の場合は、使われる言語は圧倒的に日本語が多いです。
この日本語のシーン、案外、英語の勉強になるんです。
英語字幕を利用するのです。
英語字幕にすると、
英語のセリフはしゃべっているセリフがそのまま文章で表示され、
日本語は英語翻訳が表示
という字幕の特徴を活かします。
短めになっているとはいえ、日本語のセリフを英語に訳したものが表示されるのですから、それを活かさない手はないです。時代劇らしい日本語ですが、一部をのぞき、英語は今も使えるものだらけです。
かなり面白い表現が目につきます。
これはこういうのか、というものから
聞こえたままに訳すとこうはならないよな、というのもけっこうあります。
いずれにせよ、ナチュラルな英語表現と考えていいものぞろいです。かなり勉強になります。

英語字幕の活用方法

字幕の活用方法をあげてみます。

1.英文を読む訓練に使う

言語学習には多読がいいのはわかっていても、洋書をいきなり読むのって、たいへんではないですか?なにせ長い文章が多いです。
その点、字幕は短いのでハードルが低い、という特徴があります。
もちろん、上にあげたtranscription(シナリオ)をみてやってもかまいません。だけど、ドラマをみながら字幕を読むメリットはあると思います。なにせ、日本語が聞こえるのです。単語レベルでわからないものがあっても、意味はわかります。
手間がかかってもいいのなら、上のtranscriptionも用意して、チェックをいれながら見るといいのかもしれません。

2. 日本語セリフを同時通訳しながら、字幕と比較する

自分がやってるやり方をご紹介します。ある程度慣れが必要かもしれません。
英語を話す練習として、Audibleで聞こえてくる日本語を同時通訳するという練習を時々やっています。自分ができないいいまわしがいやでもわかりますし、ぴったりでなくてもなんとかきりぬけられるときもあります。同時通訳が無理なら、いったん日本語を停止して英語にする逐次通訳の練習にする手もあります。
反射神経を養うためにはいいですよ。できないところが多すぎるとくじけそうにはなりますけど。
このやり方の一番の問題は、よい例がわからないことなんです。
ドラマで英語字幕をつけるとこの問題は解決です。とりあえずの正解が表示されるんですから。
自分の作った英語のほうがいいと思うなら、字幕は無視すればいいです。でも、ナチュラルな知らない表現がでてくることが多いです。そういうときは停止をした上で、何度か字幕表現を口にして、メモをとるようにしています。
すぐに覚えられるものではありませんが、引出は少しずつ増えるはず。データ化しておくと有益な表現集ができあがります。
英語ドラマで英語を勉強する場合、だまってヒアリングばかりやってしまうのって、もったいないと思うんです。英語音声はなんとか聞けるようになっても、しゃべることはできない、ということになってしまいかねません。
それってもったいない話です。
英語だけのドラマであれば、
シャドーイングをするとか、
あるシーンを何度か見る→英語を聴き取ることができるようになる→表現種を作る→日本語吹き替え版の逐次/同時通訳に挑戦する
などのやりかたは考えられます。
『SHOGUN/将軍』の場合は英語字幕の活用もぜひ考えてください。

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